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2007年7月 8日 (日)

iPhone

 話題のiPhoneですが、アップルのページからデモ動画をダウンロードし、何度か見てみました。ハード的なキーを極限まで省略し、QVGながら全表面をタッチパネルとした直感的で多彩なソフト・キーを前提とした操作は、実に使いやすそうです。
 しかし、私の結論としては、次の3点で致命的な欠陥が有るように思います。

1.片手操作不可能
 iPhoneの場合には、机などの上において固定するか、利き手でない方の手で持って、利き手の指で操作するしか出来ません。
 わが国にける、携帯型電話機によるメール操作は、片手で持って、その手の指でダイヤルキーで文字入力や全ての操作が完結する完璧な「片手操作」が前提です。iPhoneでは、それは不可能です。というか、それは前提条件になっていないようです。
 わが国では、実際に、揺れる電車などの中で、片手で吊革を持つと、片手操作しか出来ないのです。携帯型電話機を両手で操作している光景は、ほとんど見かけません。
 片手にバックなどを持っている場合にも同様です。

2.QVGA
 VGA画面の1/4の情報量(画素数)しかないQVGAは、私には明らかに画質として不満です。
 一度、VGAの世界を経験すると、今更、QVGAの世界には戻れません。iPhoneはQVGAを採用していることで、動作的にもきびきびと動くようですから、VGAで同様の動作を確保できるには、CPUの性能向上など、未だしばらく時間が掛かりそうです。

3.独自OS
 iPhoneは、マイクロソフトのWindowsMobileベースでは無く独自OSのようです。これは、アプリケーション開発者にとっては、結構大きな問題です。
 WindowsMobile用のソフトは、母艦機のWindowsXP等用のビジュアルスタジオ上で、共通の開発環境があるため、ソフトの移植が簡単です。また、これまで作られた来た膨大な貴重なWindowsMobileソフトからの移植も実に容易なのです。
 iPhone用のアプリケーション開発環境がどのようなものがあるのか、現時点では解りませんが、当面はアップルが提供するアプリケーションに限定されるのではないでしょうか。

 結論としてはiPhoneは、スマートフォンと言うよりは、タッチパネル操作専用の両手操作型多機能携帯WEB端末だと思われます。

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