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2008年7月 1日 (火)

03は初代W-ZERO3の後継機

「WILLCOM 03」開発者インタビュー
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/interview/40627.html

 03の開発コンセプトを大変興味深く拝見しました。私なりに次のように要点をまとめてみました。

1.スマートフォン市場での競争激化に対する危機感から、強烈な個性と性能を持つ製品
2.店頭で手にとってもらえるために、デザインを重視し、最初から最後までデザイナーの主張を貫いた商品
3.片手でメールを打てるようにするために、イルミネーションキーを採用
4.今は2台目の端末だから、電池の消耗を気にしなくて済むためのワンセグ搭載だが、将来、1台目の端末となるためにも、普通の携帯電話に有るワンセグ機能を搭載した
5.「ユーザーインターフェイスはまだまだ改善すべき点があると思いますし、ゴールの無い取り組みだと思っています。 」

 これらを踏まえての私の次機種への期待は次の通りです。

1.WVGA、QWERTYキー内蔵無し、折畳式のスマートーフォンは、この世界に未だ存在していない画期的な製品(加速度センサー内蔵も面白い使い途が有りそうですね)
2.iPhoneタイプの目新しいデザインよりも、使い勝手の良い折畳式を採用した実用性を追求した商品
3.一般的なダイヤルキーを備えた携帯電話の折畳式なら、2タッチなど片手でメールが打てる
4.地方では圏外が多いので2台目の電話機ではあるが、データ通信料が割安なので1台目のPDAでもあるので、普通の携帯電話に有るGPSも搭載する
5.ウインドウズパソコンは、小学生から大学生、社会人や主婦、老人まで広く普及してきており、スマートフォンとのデータやソフトの互換性は、まだまた改善すべき点が有ると思いますし、ゴールの無い取り組みだと思っています。

2チャンネル風に書くと
◎PDA→ダイヤルキー無しスマートフォン(初代W-ZERO3)派は、物理ダイヤルキー不要・QWERTYキー必要論
◎携帯電話→ダイヤルキー有りスマートフォン([es]・アドエス)派は、物理ダイヤルキー必要・QWERTYキー不要論?
なのかな。

 やはり本質的には、03は、アドエスの後継機ではなく、PDA派向けの初代W-ZERO3の後継機だったのですね。(一応は携帯電話機派用に、イルミネーションキーと言う裏技でダイヤルキーを付け足してはいますが)以前、ウイルコムの喜久川社長が言っていた「初代の後継機も開発中」は、事実だったのですね。

 次は、携帯電話派向けのアドエスの後継機を期待できそうですね。(PDA派用に、外付けブルートゥース接続という裏技でQWERTYキーを実現できます)

 マーケットが大きそうなのは、2タッチなどのダイヤルキー入力に慣れた携帯電話ユーザーですけどね。他方、マーケットがますます大きくなるウインドウズパソコンやPDAで日本語入力をローマ字変換でしているユーザーは、QWERTYキーは必要でしょうね。

 私は、昔の日本語ワープロ専用機からのひらがな入力でしたが、ローマ字変換が嫌いで、アドエスでは2タッチ入力に転向したので、どちらかと言うと携帯電話ユーザーに近いようです。

ついでに次の記事もご覧下さい。

「SH906i」開発者インタビュー
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/interview/40409.html

追記:こんな記事も03の特徴を理解するのに参考になりそうです

伊藤浩一のW-ZERO3応援団
「WILLCOM 03応援レビューその9~Todayをタスクマネージャとして使う」
http://d.hatena.ne.jp/itokoichi/20080701/p6

 「今までの端末だと、ボタンの上に指を置いて押す準備をしていたのですが、イルミネーションタッチキーでは触った瞬間に作動してしまうため、指を宙に浮かせて押す準備をする、ということに違和感があるようです。」

 「WILLCOM 03の商品コンセプトも、Advanced/W-ZERO3[es]のようにも使えるけど、iPod touchみたいに使おう、みたいなところがあるのかもしれません(憶測ですが、WILLCOM 03を使っていると感じます)。」

 iPhoneにスライド式のキーボードを付けた機種が検討されているようですから、この03シリーズは、中途半端で(明るい戸外ではキーの文字が見えない、バッテリーへの負担がある、押さなくても触れただけで反応してしまう等)欠点も多いイルミネーションキーはやめてダイヤルキーを省略し、初代と同じような形に戻るのか、或いはiPhoneのようにカーソルキーも無くする形に進むのかもしれませんね。

追記:当初は、特色があった食堂などが、駄目になっていくパターンとして、顧客の要望を次々と取り入れていく結果、ラーメンも、焼き魚定食も、親子丼にカレーライスまでメニューに加えて、何が何だか訳が解からなくなって、やがて顧客からも見捨てられるケースを良く見かけます。

 今回の「顧客からの要望が多かった項目を取り入れた」という03には、ややそうした傾向が伺われる気がします。(中途半端なイルミネーションキーボードはまさに、その象徴では無いでしょうか)もう一度、製品の品揃えを見直しして、それぞれ役割を明確にした端末に絞り込む事が必要だと思います。

追記:掲示板などの書き込みを見ていると、縦型(ダイヤルキー)利用の携帯電話派の方は、多くが今回の03の購入を見送ったか、十分調べずに間違って買ってしまい「イルミネーションキーは、使い難い」と、嘆いておられるようです。

 03を購入された方の多くは、横型(QWERTYキー)利用のPDA派で、初代W-ZERO3に比較して小型軽量化された03に満足しておられるようです。

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